Vengineerの妄想

人生を妄想しています。

書籍 : 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか

はじめに

Youtube でこのビデオを見たら、

なんと、

www.youtube.com

の宣伝だった。

まー、よかったので、ポチリました。Kindle版、1078円

目次

下記の目次は、

初出 特に記載のないものは、。。。。とありますので、基本的には過去ログをベースに書籍化にあたり、加筆修正した感じのようです。

  • 第一部 技術解説編

    • 1 話が面白いという最強のスキルについて
    • 2 味わった作品を上手く「料理」してネタにする
    • 3 具体例でわかる! 物語鑑賞「五つの技術」
    • 4 「鑑賞ノート」をつけてみよう
    • 5 読解力があればコミュニケーション上手になれる
  • 第二部 応用実践編

  • 1 〈比較〉ほかの作品と比べる

    • 欲望と格差が引き起こす人間ドラマ――『地面師たち』vs.『パラサイト』、2024年9月
    • 「ここ」を肯定して生きる――「成瀬」シリーズvs.『桐島、部活やめるってよ』『あまちゃん』、note、2024年4月10日
    • 「推し」時代の師弟関係――『メダリスト』vs.『ユーリ!!! on ICE』、note、2025年2月21日
    • 強くなりたい少年たち――『ダイヤモンドの功罪』vs.『実力も運のうち 能力主義は正義か?』、note、2024年3月18日
    • なぜ中年男性はケアをしないのか問題――『LIGHTHOUSE』vs.『OVER THE SUN』、2023年9月、note、2023年9月5日
    • 息子であり、父であり、夫ではない男たち――『君たちはどう生きるか』vs.『街とその不確かな壁』 、2023年9月
    • 幸福は「つくる」時代 - 『キレイはこれでつくります」vs. 『完成のある人が習慣にしていること』、2023年8月
  • 2 〈抽象〉テーマを言葉にする

    • ケアの倫理の物語――『ダンジョン飯』『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?』、note、2024円1月21日
    • 父性の在り方を問う物語――『不適切にもほどがある!』『喫茶おじさん』、2024年3月
    • ネットがつれてきた感情――『エレクトリック』『##NAME##』『ハンチバック』、2023年10月
    • アンコントローラブルの文学――『ともぐい』『八月の御所グラウンド』、2024年2月
    • ローカル性の復活――『地図と拳』『しろがねの葉』『この世の喜びよ』『荒地の家族』、2023年3月
    • 「親ガチャ」に外れた人生のその後――『水車小屋のネネ』、2024年5月
  • 3 〈発見〉書かれていないものを見つける

    • 消えたブラザーフッドの行方――『女のいない男たち』『ドライブ・マイ・カー』、2022年9月
    • 令和の「こじらせ男子」が持っていないもの――『こっち向いてよ向井くん』、note、2023年7月22日
    • ポスト「逃げ恥」時代の家庭問題――『海のはじまり』『西園寺さんは家事をしない』『SPY×FAMILY』 、note、2024年7月17日
    • ブレーキをかけないという才能 - 『メダリスト』、note、2025年4月27日
  • 4 〈流行〉時代の共通点として語る

    • 更新される青春小説 - 『成瀬は天下を取りにいく』『二本先生』、2023年5月
    • 「おいしいごはん」は幸せの象徴か――『おいしいごはんが食べられますように』『デクリネゾン』、2022年11月
    • シスターフッドの潮流 - 2022年上期芥川賞候補『おいしいごはんが食べられますように』、2022年8月
    • 令和の源平ブーム――『鎌倉殿の13人』『平家物語』『犬王』、2022年4月
    • オリンピック・フィクション - 『円』『NEVER SAY GOODBYE』『幻の旗の下に』、2022年5月
    • 今なぜSFがウケるのか――『三体』『プロジェクト・ヘイル・メアリー』、2022年7月
    • AI翻訳と海外文学は変わりうるか - 『プロジェクト・へイル・メアリー』、2022年10月
    • SNSでバズる短歌――『あなたのための短歌集』、2023年2月
    • 『死にたい』をめぐる言説 - 『「死にたい」とつぶやく』「死にたいって誰かに話したかった』、2023年4月
    • 「はて?」「なぜ?」が求められている――『虎に翼』、2024年6月
    • 正しさをめぐる問いかけ――『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす』『訂正可能性の哲学』、2023年11月
    • 右肩下がりの時代と若者たち - 『先生、どうか皆の前でほめないで下さい』、2024年4月
    • 芥川賞候補作は時代を反映する――『バリ山行』『サンショウウオの四十九日』、2024年8月
  • 5 〈不易〉普遍的なテーマとして語る

  • あとがき

  • 付録 話が面白くなるブックリスト

「あとがき」を最初に読む

あたしは、「本編」の前に、「あとがき」を最初に読むことが多いです。

この本の「あとがき」にあった、

「本を読むように、他人の話を聞く」

とありました。これは、今後、頭に入れておこうと思いました。

つまり、先読みをしない。。。これは、大切だけど、なかなかできない。。。。

おわり

書籍にするための、材料は必要。それをどうやって、作るのか?

本書の多くは、過去の記事を加筆して使っているようだ。つまり、書き下ろしな部分はほとんどない。

とはいえ、5つの

  • 比較
  • 抽象
  • 発見
  • 流行
  • 不易

キーワードに合うように、過去の記事を選び、それをバランスよく並べるのには、それなりのものが必要だと思います。

あ、それから、

もちょっと触れられていました。。。ウクライナだけでなく、隣国のポーランドもそうなんですよ。。。

ご本人に、リツイートされたので、下記の投稿を、1日で 超えてしまいました。5万ビュー

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