はじめに
今月末で定年を迎えるのは何度もこのブログに書いています。
今回は、PIVOT の下記の動画があたしがやってきたことと多くが重なりましたので、記録として残します。
あくまでも、35年間、お仕事してきた、個人の感想です。お楽しみください。
まずは、稼げ
上記の動画でも何度も言っていますが、
- 給与とキャリア
の選択において、「ある程度の条件」が大切です。
あたし的には、まずは、給与、
- お金の余裕は、心の余裕
です。自分でこのぐらいの給与が無いとね。。というところまでは、給与が稼げるようにならないと話になりません。そして、その給与は自分ひとりの時と、家族が増えるので違ってくると思います。
- 独身の時
- 結婚して、子供ができる前
- 子供の教育に必要な資金が貯まる前
などで色々変わってきます。
下記のグラフは、あたしの年収です。ただし、今の勤務先に転職する前までです。
40歳までは何となく増えましたが、その後はほぼ上がりませんでした。てか、44歳でピークを付け、その後、少しづつ下がりました。この大きな理由は、職位が変わっていないからです。39歳から転職するまで職位が変わっていないので、年収も増えていません。ちなみに、おこちゃまが生まれてから残業はほとんどしていません。多くても年に100時間、少ない時は数時間です。特に、44歳のピーク後はほとんど残業をしていません。
あたし的には、40歳までの何となく増えたというのが給与を増やすフェーズだった気がします。
その後は給与が増えていないので、ここからはキャリアを考えた次第です。
キャリアとポジション
昨日の雑談会でもキャリア、プレーヤーで最後までいけるのかの話になりました。
このプレーヤーで最後までいけるかどうかは、ほとんど運だと思っていますが、自分自身でできるものと言えるのは
- ポジション
です。
このポジションについて、あたしのことを書いたのが下記のブログです。
多くの人と同じことをやっていて、だいたい勝てるのであれば、そのポジションはいいと思います。しかしながら、同じことを数十年やっていけるかというとなかなか難しいです。そして、年齢を重ねるという他の側面があります。つまり、他人との競争だけではなく、過去の自分との競争になり、ほぼ負けます。。。
必要なのに他の人がやらない、やりたくないというポジションがあり、そのポジションをやることが自分にとってお得でなら、それをやればいいです。
あたしの場合は、ASICの検証というお仕事がそのポジションでした。
日本では、ASICの検証をお仕事して給与を貰うというのはほとんどありません。しかしながら、絶対に必要です。
そして、そのASICの検証をある部分とか自分の部分だけ、と考えるとその部分だけになり、そのお仕事が無くなれば終わります。
あたしの場合は、システムにおいて、Show Stopperになるのようなバグが発生しないという観点でASICの検証をしてきました。このシステムというのがポイントで、システムに必要な技術やスキルを身に付けることでキャリアを広げてきました。
これについては、「アメーバ型キャリア」として下記のようにブログに残しています。
おわりに
PIVOTの動画を起点として、記録としてブログに残しました。
人生を楽しく過ごすために、お仕事をするのですので、ちゃんと考えましょう！というのがあたしからのメッセージです。
