はじめに
転職してから4年が経ちました。転職時書いたブログはこちらです。
記録としてブログに残すことにしました。
50過ぎのオッサンが
— Vengineerの妄想 (@Vengineer) 2022年5月28日
スタートアップに転職して
エンジニアとして働いた4年間を記録としてブログに残します
上記は5/28(土)の21時頃ツイートしましたが、5/29(日)の17時頃(200♡)を超えた頃から一気に伸びてきて、5/30(月)の7時には700♡を超えちゃいました。そして、5/30(月)の12時には800♡を超えちゃいました。5/30(月)の18時には900♡を超えちゃいました。どうやら、999♡になった模様。何だが凄いことになってしまった。
こんな状態なるとは、思わなかったですよ。。。
具体的な内容は、さし飲みや1時間の1on1ですら話さないので、今回のブログに残すことはありません。 あくまでも、あたしの記録ためですので、悪しからず。
今の勤務先でやりたいと思ったこと
転職時に、やりたいと思ったこと
の2点。
- 1点目は既にできたので満足しています。
- 2点目は定年まで中の人として観察する予定です。
転職前と転職後の比較
- PCは自分で好きなものを用意する (条件は有)。転職前は支給された決まった低スペックの重たいノートPCを使っていました。
- 社内コミュニケーションは、slack。転職前はメール。。資料はメールに添付するのでメールボックスが直ぐに容量オーバーになってしまう。
- メールアドレスは自由。なので、Twitterアカウントと同じにしました。その後、飲み会の時に対応してくれた人とお話した時に、Vengineer -san はXXX人なのかと思いましたよ。。と言われました。本名も知っているのにね。。。転職前は、name.moji@XXXX でした
- 電話はない。。転職前は社内Wifiに接続する内線電話。外線もかかってくる。転職前1年ぐらい前に何席に1台物理電話が配置され、各自はPCを使った通話。
- ミーティングはPCと一緒。転職前はほとんどの人はノートPCは使わないで紙のノート。あたしも基本的にはそうでした。
- 勤務時間と労働時間。裁量労働制なので朝5時から夜10時までの間で働けばOK。ただし、出勤は必要で決まった時間までに出勤。転職する前はフレックスで9時-15時がコアタイム(労働時間は7時間36分)。通勤電車が混むので7:15-16:00で働いていた。残業はしないかったので、労働時間的には転職後の方が多いです。
- 年に数回全員参加社内イベントがある。転職前にも全社などのイベントがあったがほとんどの人は参加しない。
- 社内旅行。懐かしい社内旅行があったが、場所は勤務先とほぼ同じだった(翌年からは無くなったが)。転職前は入社後数年間は同じ部の人と2回ほど行ったがあまりいい思い出はなかった。
- 通勤。電車に乗っている時間は半分になったが、乗る時間帯と乗る駅が違うため座れなくなり、転職前より良くなったとは言えなかった。その後、在宅勤務になったので通勤の必要が無くなった。
- お昼、ミーティングがなければ、いつ行ってもOK。外食か何かを買ってきて食べる。転職前は、決まった時間(1時間)に朝コンビニで買ったものを食べていた
- メンバー。平均的にはあたしより20歳は若い。。転職前は50代が3割だった。
- コードレビュー。git を使うことになり、masterにマージする前には必ずコードレビューが必要になった。転職前は、意識的(コードレビューやりましょう)というイベントが無いと、コードレビューはしていなかった。なので、誰がどんなコードを書いているかは、意識して見にいかないと、見なかった。。(あたしは結構、人の書いたコードを眺めてはいたが)
- 採用面接。前職ではマネージャでないので全くなかったが、今はやっている。
労働環境
- 机。昇降デスク。転職前は普通の机。
- PC用パネル。40インチのを使っていたが、大き過ぎたので32インチの横長に変更。転職前は20インチぐらいのを2枚。
- 椅子。肘置き付のイイ感じのもの。転職前肘置き無しの普通の椅子
- カフェ。オフィスが広くなりカフェができたので、そこでお昼を食べたり、仕事していました。転職前は、大きなカフェがあるので、たまに利用していた。
その他の環境
入社する前に下記のツイートの内容は聞きました。一般的には年収(月収と賞与合計)は聞くだろうが、どのくらいの間働く気があるかによって、下記の内容は大きく影響すると思うので、皆さんも聞いた方がいいです。聞いて、嫌なイメージを感じたら要注意だと思ってもいいかもしれません。
福祉厚生というより
— Vengineerの妄想 (@Vengineer) 2022年5月28日
会社としてどれだけ余裕があるかを色々な角度で聞くのは大切だと思います
- 勤務時間はどうか
- 確定拠出年金は月いくら(最大は5.5万円)
- 退職金はあるのか
- 有給休暇はどうか
- 休職制度はどうか?
- 定年とその後はどうか?
- 賞与の最低補償額はいくらか
- 昇給はあるか?
それから、年収は、あくまでも、スポット価格、ですので、注意が必要です。
入社直後にやったこと
- 主要メンバー(経営陣除く)と「さしランチ」しました。今だと、1on1 ですね。
在宅勤務になってから今まで
2020年2月下旬に、パンデミックの影響で基本在宅勤務になりました。バレンタインの日に、チャリンコで川越までお泊りで遊びに行っていた時に、来週から在宅勤務になるという連絡が来たのを憶えています。週明けの月曜日に在宅勤務にノートPCを持ち帰りました。その後、自席の整理のために数時間行った以外は2021年の年末までオフィスには行きませんでした。今年2022年になってからは、6日、オフィスに行きました。。。もう、通勤したくないです。。
- 通勤が無くなったのは大きい。転職前の職場でも在宅勤務はあるようだが、週2/3日で勤務先のノートPCを持ち帰らないといけないようだった。おこちゃまが小さいお家では、在宅勤務の利点と欠点がいろいろとあると思いますが、通勤時間が無くなるメリットは大きいと思います。。。そういう意味で在宅勤務は転職先を選択するという意味では大きいと思います。
- リモートでの環境。転職時に光に変えておいたので、職場に居るのと変わらない環境でできる。転職前だと、勤務先から持ってきたノートPCから勤務先のネット経由で勤務先の自分のノートPCにリモートデスクトップに入るのでかなり遅いという話(やったことはないのでどのくらい遅いかはわからない)。光にしても住んでいる家(部屋)が集合住宅の場合、他の人が使っているの調子が悪いようです。。我が家は昭和の時代の古い一戸建てを借りているので、とりあえず、そのようなケースは今までありません。といっても、1Gbpsで最大100Mbpsぐらいしか出ませんが。
- ミーティングがオンライン。転職時に買ったノートPCのCPUスペックが Core i3のため、ビデオをオンにすると、他のアプリが動かなくなった。2021年11月頃にCore i7のノートPCを買ったのでそれは無くなった。古いノートPCはオフィスに行くときに使っている。ミーティングがオンラインになったことで、移動時間等が無くなったことも大きいと思います。特に、どこかに移動してミーティングすると、移動時間が必要になります。それが無くなったのは大きいです。転職前はオンラインミーティングは他拠点とのミーティング以外はほぼ無かったです。
仕事の内容 (具体的な内容ではないです)
- 仕事の内容は2000年前半までにやっていたことと基本的には変わらないです。。半導体開発で使う言語やツールはソフトウェアと違ってある意味変わっていないのが幸いしています。ちなみに、30年間で、awk => perl => ruby まで使って、pythonというのが流行りそうだよということで、同僚が使っていたのが2010年頃。この頃は半導体開発をやっていなくて、CUDAやOpenCLでプログラム書いていたり、CPUでOpenMPを使っていました。
- 新しいプロジェクトでは、何か?新しいことをやっているのは、転職前と変わらないです。むしろ、今までやっていなかったことを環境に合わせてやるので、半分は復習になるので楽と言えば、楽です。
- やるべきこと、やったほうがいいことは勝手にやっています(試用期間終了面接で経営陣の前にそう言ったら、経営陣は笑っていたのは、なぜ?)。メンバーになんで、Vengineer はあんなことやっているの?それ、意味あるの?と思われることはある(あった)と思います。成果が見えるまではなかなか理解されないですよね。その後、成果が見えるようになると、やっていることの意味を理解してもらえるようになります。最近は、やっていることの意味を理解してもらえるようになってきていると思います。。。
- ドキュメントに残すのも基本的には変わらない。やったことは自分の記録としてドキュメントとして残していますが、それを公開およびslackで通知するようにしています。
スタートアップで4年働いてみて感じたこと
- 基本的には何でもやらないといけないです。誰もやってはくれなせん。(あれとあれが無いとできないとかでは、何も進まないです)
- 優秀なメンバーに恵まれていますが、人は不足しています。
- 基本は、ビジネスです。どうやって、自分がやりたいことをやるべきことにつなげるかが、自分の幸せとメンバーの幸せ(お役に立てるという意味)のポイントだと思っています。
- いくつになっても学びは必要です。なんと言っても、「Learn or Die」の会社ですからね。20代、30代なら普通だが、40代、50代になっても学び続けるのは難しいです。学習は習慣にしないと、本当に続かないです。。。
みんな、家族(特におこちゃま)思いですね。。あたしの時代と違って、結婚すると共働きは基本ですから。家事育児は二人で分担することになります。そのため、時間を作るのが難しいです。そして、仕事で成果を出し続けるのも難しくなります。
個人的には、2年ぐらいはふわふわしていました。なぜなら?成果がなかなか目に見えない状態が続いたからです。3年目ぐらいからやっと少しは会社に貢献出来てきたのかな?という気持ちになりました。遅いじゃん、と思う方が多いと思いますが、半導体開発はそんなに早く成果は出ないと思っています。。。
あと数年で定年
10年ぐらい前に、LinkedInで知ったエージェントと会って話したことがあります。
その時は、70歳ぐらいまでは働きたいと思いましたが、今は積極的な労働としては、定年までいいと思うようになりました。その大きな理由はおこちゃまが大学生になり、お家を出たからです。親として大きな役割として、大学(大学院)まではきちんとサポートしたいという気持ちが強かったです。大学に入学後の費用は既に確保しているので、あとは本人次第ということです。
ということで、あと数年で定年です。メンバーには基本的には定年ぐらいで辞めることは既に伝えています。
定年後をどうするかはいろいろと考えています。下記のように昨年の夏頃からいろいろとやってきました。
vengineer.hatenablog.com vengineer.hatenablog.com vengineer.hatenablog.com
そして、こんな感じに
自分ひとりでやる
- 本を読む (定年後にスティーブンキングを読み直そうと思いましたが、老眼で本の読むの辛くなります。なので、Kindleで読書再開しました)
- 音楽を聴く (Youtube Music があれば、音楽、聴き放題です。。いろいろなジャンルにも挑戦できます)
- 映画を観る (既に3141本は観ています。NetflixとAmazon Primeがあれば、どこでも映画観られます)
などは、特に問題無くできそうです。
それから家族以外の人とのコミュニケーションは、パンデミックによるオンラインミーティングが普通になったおかげで、距離に関係なく、ミーティングができることも確認できました。
あとは、楽しめそうなものを見つけ、一緒にやる人に喜んでもらえるようになるかがポイントだと思っています。
おわりに
いつものように、週末に思いつきでツイートした内容をブログに残しました。
50過ぎのオッサンがスタートアップに転職して4年が経ったので記録として、ブログに残しました。
次は定年の時にこのブログに記録として残そうと思います。
50過ぎになってやりたいことで転職できたのは、非常にラッキーでした(あたしの場合、ほぼラッキーでお仕事してきましたが)
「棚ぼた」という表現がありますよね。
実用日本語表現辞典 の「棚ぼた」から
「棚から牡丹餅」の略。思いがけずうまい話が持ちかけられたさま、幸運にめぐり合った様子、などを意味する表現。
- 思いかけずうまい話しがもちかけられたさま
- 幸運にめぐり合った様子
あたしの場合もある意味、「棚ぼた」です。しかしながら、「棚ぼた」は、
- どこに棚があるのか?
- どの棚にぼた餅があるのか?
- いつぼた餅が落ちてくるのか?
この3つが起きないと、「棚ぼた」は発生しないのです。
「棚からぼた餅が落ちてくる」のは、運(ラッキー)ですが、この3つを考えて、行動するのは、運(ラッキー)ではできません。
そこのところが非常に重要なんですが、意識して考えて、行動してきたのが、50過ぎでも転職して、4年間、働き、チームに貢献できたのかな?と思います。
P.S
転職に関するブログです。
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